FC2ブログ

「W1箱根ミーティング」は中止

5月10日に予定されていた、「W1箱根ミーティング」は中止 になりました。
昨日、W1愛好会事務局より連絡を頂きました。

新型コロナウイルスの感染拡大防止のための処置です。
毎日感染者が増えており、やむなく中止を決定したそうです。

もし、お知り合いで参加を予定されている方がおられましたら、中止をお伝え下さい。

誠に残念ですが、感染が少しでも早く収束に向かうことを願うばかりです。

IMG_0003_20200405085707667.jpg
昨年5月のミーティング( 開場前の駐車場)










スポンサーサイト



今日の富士山 '20.4.2

今朝 8時頃の富士山です。
数日曇・雨でしたので、今朝はスッキリ! 



あちこちで桜も咲いて、もうすぐ満開です。
IMG_0031_202004021541124ea.jpg


菜の花の黄色もまぶしいですね。
IMG_0039_20200402154113d87.jpg










トライアンフボンネビル T120 1972・・・②

クランクピンの再研磨が上がってきました。
クランクピンの研磨はオフセットできる専用の研磨機が必要で、技術もいります。
今回は、信頼できる腕の良い研磨屋さんにお願いしました。


写真では分り難いですが、クランクピンがきれいに研磨されています。



ピン径はΦ40.95に仕上がってます。
STDのΦ41.20~25に対して約0.25㎜(0.01in)落としたことになります。
IMG_0044_1.jpg


アンダーサイズ(メタルが厚く内径が小さくなる )のコンロッドメタルを組み込んだ様子。
IMG_0031_20200326175054c77.jpg


コンロッドボルト・ナットは最重要パーツ。今回はナットを新品にしました。
IMG_0035_20200326175059714.jpg


コンロッド本体とキャップには位置マークが刻印されていて、元通りに組めるようにしています。
IMG_0033_202003261750572ef.jpg


アンダーサイズのメタルを組んで、指定トルク(3.9㎏m)で締付け、内径をチェックします。
IMG_0036_20200326175100a17.jpg
測定の結果、メタル隙間は50μm ちょっと広目でした。


ちなみに、コンロッドAssyの重量は448g
W1のコンロッド重量は420~470gですから、ほぼ中間ですね。
IMG_0048_202003261751036f8.jpg
小端のブッシュも入れ替えて新しいピストンピンに合わせました。


コンロッドを組む前に、クランクシャフトにフライホイールを止めているボルト3本を締付けます。
IMG_0011_20200326175047a76.jpg


ネジロックを付けて緩まないように。
IMG_0015_2.jpg


クランクをプレスで固定してしっかり締付けます。締付けトルクは4.6Kgm。
IMG_0017_3_20200326175050182.jpg


クランクピン内にオイルチューブを差し込みます。(右が新品)
IMG_0009_20200326175045e4d.jpg


サイドからプラグを締付けます。
IMG_0020_1_20200326175051718.jpg


締め付け後、ゆるみ止めにポンチを打ちます。
IMG_0021_20200326175053376.jpg


いよいよコンロッドを組付けます。
IMG_0053_1.jpg


クランクが組み上がりました。
IMG_0061_202003261751107c1.jpg


正面から。
IMG_0059_202003261751089c3.jpg


サイドから。
IMG_0058_20200326175106218.jpg











トライアンフボンネビル T120 1972・・・①

昨年の仕事ですが、トライアンフT120エンジンを整備させて頂きました。
その様子を何回かに渡ってご紹介します。

日頃W1に浸かっている身にとって、大きな刺激となりました。
各部品の形状や構造の違いから、その設計思想を想像すると大変興味深いです。


エンジンはミッションとクランクケースが一体のタイプです。
IMG_0033_20200322093704640.jpg


キャブレターはアマル製でファンネル付きです。
IMG_0034_1_202003220937062dd.jpg


エンジンはバラバラで入ってきましたが、何とか組み上がって納車できました。
IMG_0007_202003211754518fb.jpg


各部品を見ていくと、
最も気になるのはやはりクランクですね。 一体型。
IMG_0132.jpg

 
バランサーが間欠のW1対し、央部にドーナツ型のフライホイールが嵌まってます。
IMG_0006_20200322094251d94.jpg


有名なアルミコンロッド。 メタル表面は傷んでますね。
IMG_0011_202003220942550ff.jpg


組立式コンロッド。 メタルを組んでボルト・ナットを規定トルクで締付けます。
IMG_0012_20200322094256a7a.jpg


大端部内径とクランクピン外径を測ると、メタルクリアランスは使用限界近くまで摩耗してました。
IMG_0007_1_20200322094252b14.jpg
アンダーサイズのメタルが入手できるので交換し、それに合わせてクランクピンを再研磨に出しました。










クランクのボルトは逆ネジ

これもクランク周りのダメージということで紹介します。

正式名は「ボルト、オイルポンプピニオン」 
Yカバー内でクランクピニオン・オイルポンプピニオンを締付けているボルトです。
緩み防止のために逆ネジになってますが、知らずに緩めようと左に回すと最悪の場合ネジ切れしてしまいます。


六角の頭が千切れてしまうと、ネジ部分を除去するのに一苦労します。
ネジ切るくらい締めてますから、簡単には緩みません。

幸い、ボルトは柔らかいのでネジ底径よりちょっと小さいドリルで揉んでネジの腰を落とします。


ここでは、テーパーリーマーを噛ませてネジを緩めています。
IMG_0063_20200314172420545.jpg


今回は無事ネジ部を外すことができました。
IMG_0064_20200314172421301.jpg
クランクシャフトの端部を傷めると、クランクOH時の芯出し精度を落としてしまうので注意深く扱わないとなりません。
カムギヤの締め付ナットとここのボルトの2カ所が逆ネジですので要注意です。











最新記事
カテゴリ
最新コメント
プロフィール

u-crank

Author:u-crank
U-CRANK
(ユークランク)

〒418-0006
静岡県富士宮市外神(とがみ)1552-1
代表 植澤 勉

TEL:090-1863-8414
FAX:0544-58-2427
e-Mail:info@u-crank.com

当社「U-CRANK」はカワサキバイクW1エンジンのOH(オーバーホール)を行います。
従来困難とされてきたクランクシャフトも完全分解して特製ニードルに交換します。
精度の高い組立てはエンジンの振動を減少し快適な走行を実現します。
W1は製造されてから既に40年経過しています。
分解するとオイル通路に堆積したスラッジによりダメージを受けているクランクが少なくありません。
故障する前に是非早期のOHをお勧めします。
お気軽にご相談ください。

検索フォーム
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

最新トラックバック
月別アーカイブ