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ケースサイドベアリング

写真はケースサイドベアリング2種類。
左側はNSK「BL307N」で、w1s後期から左右のサイドに純正採用されている12玉の特殊ボールベアリング!
特殊といっても、NSKのカタログにも載っており「マキシマム型」というそうだ。
見慣れないだけで、詳しい友人に聞くと古くからあるそうです。
普通では組む時に12玉も入らないので、外輪と内輪の一部に「入れ溝」と呼ばれる切り欠きを設けてそこから玉を入れる。
何とも、大胆というか豪快というか思い切った設計をするもので、「入れ溝」が悪さをしないのかしらと心配になる。
(右側はw1s前期までタイミング側に採用されていた一般的な8玉の6307)


カタログによると、8玉に比べ、12玉は静荷重が50%高いが、動荷重は20%と期待したほど高くない。
しかも許容回転数は9,500rpmと8玉の10,000rpmより逆に低い。
原因は「入れ溝」と玉の回転抵抗によると思われる。
12玉の採用は、開発当時、エンジンの振動対策と耐久性能を少しでも上げるギリギリの選択だったのだろう。












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当社「U-CRANK」はカワサキバイクW1エンジンのOH(オーバーホール)を行います。
従来困難とされてきたクランクシャフトも完全分解して特製ニードルに交換します。
精度の高い組立てはエンジンの振動を減少し快適な走行を実現します。
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分解するとオイル通路に堆積したスラッジによりダメージを受けているクランクが少なくありません。
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