FC2ブログ

工賃 バルブガイド入替えと燃焼室の鏡面仕上げ

バルブガイド入替えと燃焼室鏡面仕上げのお問合せが多いので、詳しい内容をお知らせします。
ご希望の方は「U-CRANK」までご連絡下さい。

バルブガイド入替え
1、新しいバルブガイドはベリリウム銅で製作します。
2、古いガイドを抜き取った後にヘッド孔を測定し、圧入代を加えてガイド外径を決めます。
3、ガイド形状は純正と同一に製作しますが、お客様の希望があれば合ように製作します。
4、ガイド孔はヘッド圧入後に再ホーニングして最終径を出します。(圧入による変形を吸収)
5、バルブシートはガイド圧入後に研磨してバルブの当りを出します。
6、バルブはステムの摩耗が多い場合は要交換です。
  摩耗が少なく再使用できる場合は、傘シート面とステムエンドを再研磨します。
 ※S用バルブ(ステムΦ8)の場合はステムも研磨し、それに合わせてガイド内径を決めます。



             

20110604+024_convert_20110605121736.jpg

バルブ再使用の可否は現品確認後の判断となります。
20110604+020_convert_20111024161559.jpg

燃焼室鏡面仕上げ(左右容積合わせ含)  
20111013+007_convert_20111024172326.jpg



スポンサーサイト



w1sエンジンのOH 27

いよいよケースにピストンとシリンダーを組み込みます。
まず、リングを組んだピストンをコンロッドに取り付けます。
ピストンピンにはオイルを充分塗布し、スナップリングを確実に組みます。
そして、枕木をピストンの下端とケースデッキの間に挟んでピストンを安定させます。
20111016+014_convert_20111020181700.jpg

次に、w1用ピストンリングコンプレッサーでリングを縮めます。
コンプレッサーのバンドをピストンのトップランドが数ミリ出る位置にセットし、バイスグリップで締めます。
ピストンとリングには予めオイルをよく塗っておきます。
20111016+020_convert_20111017202106.jpg

シリンダーをピストンのトップランドにはめ込むように軽く乗せます。
ベースガスケットは予めシリンダー側に軽く貼り付けておくと傷めません。
20111016+023_convert_20111017202359.jpg

シリンダーを両手で静かに水平に押下げるとピストンはスムーズに挿入されます。
バンドはスライドしてスカート下方まで下がります。
20111016+024_convert_20111017202606.jpg

バイスグリップを開放してバンドを緩めます。
シリンダーを軽く持ち上げて枕木を外し、バンドをピストンの下から抜き取ります。
シリンダーをしっかりはめ込み、クランクをゆっくり回してリングが正常に組まれたことを確認します。
20111016+025_convert_20111017202751.jpg
とても気を使う作業ですが、スムーズにいくと嬉しいですネ!

w1sエンジンのOH 26

タペットをシリンダーに組む前にチェックしました。
「ガイドピン」が入る溝のある方向は上部が、その180度反対側(裏側)は下部が強く光っています。
タペットはスリッパー面がカム面に引きずられて傾くために、上記部分の当たりが強くなっているのが理解できます。
20111016+010_convert_20111017200822.jpg

磨耗量を測ってみると、大きいところで基本径から-20μm。
4本とも段付きなど無く動きもスムーズ、スリッパー面も良好なのでこのまま組みます。
20111016+009_convert_20111017201006.jpg

ガイドピンの六角頭を締め付け、緩み止めにロックワッシャーの耳をしっかり起こします。
20111016+013_convert_20111017201442.jpg

今日の富士山⑤  '11,10,16

今日は昼前から快晴になりました。
今年は富士山がこのようにしっかり見られる日は少ないです。
朝霧高原を走り回り、景色の良いところでパチリッ!
朝霧からは「大沢崩れ」がはっきり見えて、ちょっと痛々しい・・・
20111016+008_convert_20111016224721.jpg

絶好調のW1SA! マグネットでタンクに貼りつくバックは年代モノです。
20111016+006_convert_20111016222057.jpg

燃焼室の鏡面仕上げ

w1河口湖ミーティングで展示したW1SAのヘッドです。燃焼室の表面を磨いて鏡面仕上げしてあります。
整備上絶対に必要な加工ではありませんが、オプション加工の一例として展示しました。
燃焼室を磨く効果は色々ありますが、ごく僅かですが熱効率が高くなることが上げられます。
鏡面化することによって燃焼室表面の凸凹が滑らかになり、燃焼室の表面積が小さくなります。
そうすると、燃焼ガスの熱はヘッドへ伝わる分が少なくなり、ガスの温度を高く維持できて熱効率がよくなります。
この効果はカーボンが付いても有効で、「初めだけ」ではないのです。


体感的には、排気音がマイルドになってエンジンがやわらかな燃焼をしている様に感じます。(抽象的?)
日頃W1の排気音にシビレているオーナーはますます恍惚感に浸るかも知れませんね。
これはもうお勧めの加工です!
20111013+008_convert_20111014180635.jpg
ハーレーの世界でも、「ブランチヘッド」という有名な社外ヘッドが売られてまして、燃焼室形状も変えてありますが、表面はこれでもかというくらいピカピカに仕上げられてありますな。
このヘッドに換えるとエンジンは別物になるそうです !?。一度味わってみたいですね。

「第23回W1河口湖ミーティング」参加しました

「第23回W1河口湖ミーティング」に参加させて頂きました。
天気にも恵まれ、大勢のオーナーが参加されて大盛況でした。
20111009+014_convert_20111009210630.jpg

W1、W2、W3、k2、W650・・・200台以上が集合しました。見事な光景です。
20111009+003_convert_20111009210839.jpg

新メンバーも30人以上! 若い方、年配の方、女性・・・一人一人紹介されました。
20111009+006_convert_20111009211101.jpg

「ユークランク」のブースです。手前のチェックの赤シャツが植澤デス!!
20111009+016_convert_20111009211257.jpg

午後にはもう、遠くの方から家路につき始めます。
20111009+018_convert_20111009211515.jpg
皆さん!高橋会長さん!ありがとうございました。

w1sエンジンのOH 25

組立てを開始する前に、シリンダー下端の面取り部分を磨きました。
現在はどうか分かりませんが、20年近く前はオートレースの選手はみなこれをやってました。
こうすると工具を使わなくてもシリンダーをピストンにスッと入れられるのです。
できるだけ早く整備したい彼らには必須の方法だったのでしょうね。
面取り部分の角を丸めてテーパー面を滑らかにしておくと、それに案内されてリングが縮みスムーズにピストンが挿入できるのです。2気筒でもOKでしたネ。


但し、w1の面取り角度はオートのシリンダーより結構大きい !!  測ってみると25度、オートのときは15度でした。
実際に試してみると、トップとセカンドはスムーズ入るのですがオイルリングはちょっと入りずらい。
オートではリングの張力も弱かったことも効いていたのですね。特にオイルリングの張力はかなり落としていた。
今回は無理をせずリングコンプレッサーを使って組むことにします。次回は15度で試して見ましょう。
20111006+007_convert_20111007211043.jpg

「w1河口湖ミーティング」に参加します

10月9日(日)はいよいよ「W1河口湖ミーティング」ですね。
富士急ハイランドのすぐ近く、「山梨県立ビジターセンター」の駐車場で午前10時から始まります。
今年で第23回を数える日本有数のW1ミーティング。何台のWが集まるのでしょうか。とても楽しみデス!
弊社も箱根ミーテングに引続いて参加させて頂きます。

写真は箱根ミーティングでの「u-crank」ブーステント
DSC00065_convert_20111004203549.jpg

デモ車W1SAも展示しますのでぜひ試乗してみて下さい。
ユークランクが整備したエンジンのフィーリングをお確かめ下さい。
201104012・暦シ題サ贋ク。+014_convert_20111004204212
天気に恵まれて多くのW1が集まるといいですネ~ !!


最新記事
カテゴリ
最新コメント
プロフィール

u-crank

Author:u-crank
U-CRANK
(ユークランク)

〒418-0006
静岡県富士宮市
外神(とがみ)1552-1

代表 植澤 勉

【アクセス】
電話: 090-1863-8414
FAX: 0544-58-2427
e-Mail:
info@u-crank.com



当社「U-CRANK」はカワサキバイクW1エンジンのOH(オーバーホール)を行います。

従来困難とされてきたクランクシャフトも完全分解して特製ニードルに交換します。
精度の高い組立てはエンジンの振動を減少し快適な走行を実現します。

W1は製造されてから既に40年経過しています。
分解するとオイル通路に堆積したスラッジによりダメージを受けているクランクが少なくありません。
故障する前に是非早期のOHをお勧めします。

お気軽にご相談ください。

検索フォーム
リンク
最新トラックバック
月別アーカイブ