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W1クランクのOH②

分解したクランクをよく洗浄した後にじっくり観察しました。
まずクランクタイミング側ですが、
写真右側が初期型W1クランク、左側がW1S以降のいわゆる後期型クランクです。
外観形状はほとんど変りませんが、並べて見ると細部で色々違うことが解りますね。



初期型W1クランクではピン圧入部分が光っています。研磨しっぱなしですね。
大きく違うところはオイル通路! シャフト部にオイル穴が開いてません。
ちなみにストックの前期型クランクを調べてみると、オイル穴が開いているものが多いですから、穴の開いていないクランクは最初期W1のものと想像されます。
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後期型クランクでは、ピン圧入部分は表面にショットがかけられて曇っています。
これは、圧入部の締結力を高めるためによく使われる手法ですね。
また、早い段階でオイル通路を変更してシャフトにオイル穴を設けたのは 『フレッティング』 対策のためなようです。
"fretting corrosion" すなわち「微動磨耗」によりシャフトがダメージを受けるのをオイルを送ることで防止しているのだそうです。
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分解すると、この穴にはスラッジがしっかり詰まってますが、対策効果はあったのでしょう。
当時の技術者は多大な努力を払ってクランクの改良を進めたのでしょうね・・・。


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今日の富士山 '12,6,13

今日(14日)からすると昨日の富士山ですが(汗)、
天気なのに、朝から雲の帽子をかぶってたのでパチリといきました。7時頃の写真です。
それから間もなく姿を隠して曇りの一日でした。地元では、帽子は雨の前兆と言います。
今日は快晴! 家から富士山が見られて幸せですネ!
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W1クランクのOH①

お客様より初期型W1クランクの整備依頼を頂きました。
シングルキャブの1966年製、今年46歳!
初期のコンロッドは桿(カン)部が片側無印で角が丸みを帯びていますが、重量は後期のものより10~20g軽いです。


バランサー下部の調整孔はなんと5つ! 工場出荷時から空いていたのでしょうね・・・
重量、全幅、ロッドサイド隙間、バランス、芯フレを測ったあと早速分解しました。
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バランサーのピン孔中央部にはスラッジがしっかり堆積していました。
ここはオイルの流れが淀むところ。オイルの中のスラッジは遠心力のせいで中心に遠い所から堆積していきます。
長い時間が経っているせいか、スラッジは乾燥しています。
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タイミング側クランクピン端面。エンジンオイルは孔の奥から手前側に流れてきます。
スラッジはピン端面の隙間が一杯になるとピン孔内部にも溜り始めます。
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こちらはドライブ側クランクピン端面。
孔の中のスラッジはタイミング側に比べて少し多いですね。
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ニードルの転動面に剥離は見られず、整備はスムーズに進められます。 Wは頑丈ナノダ!!
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FAX: 0544-58-2427
e-Mail:
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当社「U-CRANK」はカワサキバイクW1エンジンのOH(オーバーホール)を行います。

従来困難とされてきたクランクシャフトも完全分解して特製ニードルに交換します。
精度の高い組立てはエンジンの振動を減少し快適な走行を実現します。

W1は製造されてから既に40年経過しています。
分解するとオイル通路に堆積したスラッジによりダメージを受けているクランクが少なくありません。
故障する前に是非早期のOHをお勧めします。

お気軽にご相談ください。

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