FC2ブログ

今日の富士山 '12,7,26

あんまり暑いので試走を兼ねて富士山五合目まで走ってきました。
標高188mの工場から2400mの五合目まで一気に駆け上がります。
国道180号(富士山スカイライン)です。すいてる平日は絶好の試運転コースです。
ゆっくり走ると排気音が左右交互に聞こえてシビレます!


180号から左へ折れて152号へ。冬は閉鎖されるゲートの前です。(1474m)
IMG_6555_convert_20120726175143.jpg

152号をひたすら登っていきます。 wは快調!低速トルクを効かせてゆっくり走行。
IMG_6543_convert_20120726182946.jpg

頂上は雲がかかって見えません。雲の切れ間から少し稜線が見えました。
IMG_6546_convert_20120726180108.jpg

五合目に到着! 駐車場は一杯です。登山者はバスや車を降りて、ここから頂上を目指します。
IMG_6547_convert_20120726180235.jpg

頂上までは4~5時間。ご来光を拝むために夜のうちに登る人が多いようです。
IMG_6550_convert_20120726191633.jpg


只今13時。これから登る人は少ない。もうしばらくすると続々降りてくるのでしょう。
IMG_6548_convert_20120726181346.jpg

下界へ降りたらまた猛暑!束の間の避暑でした。
スポンサーサイト



色々なダメージ

クランクOHの依頼が増えてきました。
送られてくるクランクの状況は様々で、分解前に明らかに不具合が分かるものから、分解して初めて分かるものもあります。特に単体で長期保存されたクランクは腐食のダメージが多いようです。

写真のクランクは左側のコンロッドが曲がっています。
ロッドは交換するとして、分解を進めていくと・・・


クランクピンの表面に小さな剥離がありました。
今は小さくても、剥離はここを起点に確実に進行しますから、これも使用不可です。
20120714+006_convert_20120714191734.jpg

コンロッド内面の大きな剥離。これくらいになると外からガタで分かります。
相手側のピンもダメージを受けている場合が多いです。
20120714+009_convert_20120714191850.jpg

これはシャフトが曲がった事例。左に傾いています。
エンジントラブルによるものか原因は不明ですが、かなりの力がかかったのでしょうね。
20120713+001_convert_20120714192013.jpg
生産から長い時間が経過し、これからこういうトラブルが増えていくんでしょうか。

今日の富士山 '12,7,10

本日午後から雲が切れてやっと頂上が見えました。
頂上付近の雪はしっかり消えて一気に夏の富士山になっていました。
夕方の写真ですが、明日からまた雨とのこと・・・


頂上の白い建物は今は無人の測候所。
左(西)斜面内側の「大沢崩れ」。いつ見てもちょっとつらい。
20120708+020_convert_20120710195239.jpg

W1クランクのOH⑥

いよいよ組立て開始!
写真は組立て第2工程を終了し芯フレをチェックしているところです。
開き・倒れを調整していくと・・・このクランクも芯フレ1/100mm台に入ってきました。正常ですネ!
20120708+009_convert_20120708203454.jpg

メクラネジを締付けたあと、バランスをチェックします。
つりあった重りの重量は366gでした。分解前と同じです。
20120708+010_convert_20120708203629.jpg

やっと完成しました!
バランス調整穴の数はなんと5個!
穴の位置は正確で、多分工場で加工されたものでしょうね。


ドライブ側からの様子・・・
このクランクはなんかこう存在感がありますネ!
20120708+019_convert_20120708203940.jpg
勝手に想像するに、このクランクは何か訳ありで、試作エンジンかなにかのクランクではないでしょうか・・・
今となっては知る由もありませんが、非常に貴重なものかも知れません。
明日、依頼主にお送りします。

W1クランクのOH⑤

クランクドライブ側の形状はW1初期からW3最終まで変更点はないようです。
整備を進めて行きます。
クランクピンのニードル転動面をラッピングしてきれいに仕上ます。


同様にクランクタイミング側もラッピング。
タイミング側でもう一つ注意することは、シャフト先端のネジ孔はピッチが2種類あり、しかも逆ネジなことです。
ピッチはW1SまではP:1.5mm、それ以降はP:1.25mmとなっています。
前に『w1sエンジンのOH⑲』で書いたので参照して下さい。
20120702+030_convert_20120704194817.jpg


ピンのラッピング、コンロッドのホーニングを済ませ、寸法測定、最終洗浄、組立てを待つばかり!
20120702+029_convert_20120704194509.jpg
こうして見ると、46年前の部品とは思えませんネ~。
ずっとオイルに浸っていたから、垢を落とすと新品みたいですネ!(嬉)

W1クランクのOH④

続いてコンロッドの比較。
手前がw1のコンロッド。桿(カン)部の片面は浮文字がありません。
奥は比較のためのw3のコンロッド。しかもかなり後期のものです。
重量は、w3の方が20g近く重いです。どうして重くなったのか? 
形状をよく比べて見ると・・・
20120702+002_convert_20120702211929.jpg

w3の方が大端円管部リブ根元の肉が厚いですね。リブの外形も1mmほど大きい。
いつも思うのですが、このリブの形はとてもいい。素晴らしい!
20120702+024_convert_20120702212113.jpg


大端部側から見ると、リブ周りの肉の付き方の違いがより分かり易いですね。左がW1、右がW3です。
鍛造金型の識別を示す浮文字から推測すると、この部分は早い時期から補強されたようです。
20120702+016_convert_20120702212246.jpg
W1初期のコンロッドでも、大端部内径は真円を維持してますから、このコンロッドは元々剛性が高いと思うのですが、
出力増に対応して、カワサキはキメ細かく改良を加えて強化して行ったんでしょうね・・・。

W1クランクのOH③

続いてバランサーの比較!
右がw1クランクのバランサーです。
半月型でいかにもクランクの見本みたいな形をしていますネ。窪みもピン穴まで迫ってます。
中央にはセンター穴もちゃんと開けられています。(下の穴は組立の時の位置決め用)
いわゆる前期型のこの形状は最初期から途中変更されなかったようです。

左は比較のための後期型バランサー。
外観は大きく変更され、半月の角が剃られてダルマみたいな形になっています。
なんとセンター穴も廃止されています。工場で生産が進むうちに組立て精度が上がって必要なくなったんでしょうかネ~。
重量はどちらも5.6㎏でほぼ同一です。
最新記事
カテゴリ
最新コメント
プロフィール

u-crank

Author:u-crank
U-CRANK
(ユークランク)

〒418-0006
静岡県富士宮市
外神(とがみ)1552-1

代表 植澤 勉

【アクセス】
電話: 090-1863-8414
FAX: 0544-58-2427
e-Mail:
info@u-crank.com



当社「U-CRANK」はカワサキバイクW1エンジンのOH(オーバーホール)を行います。

従来困難とされてきたクランクシャフトも完全分解して特製ニードルに交換します。
精度の高い組立てはエンジンの振動を減少し快適な走行を実現します。

W1は製造されてから既に40年経過しています。
分解するとオイル通路に堆積したスラッジによりダメージを受けているクランクが少なくありません。
故障する前に是非早期のOHをお勧めします。

お気軽にご相談ください。

検索フォーム
リンク
最新トラックバック
月別アーカイブ