FC2ブログ

オイル漏れの原因は・・・ Ⅲ

続いてタコメーターガイド部! エンジンの回転をタコメーターケーブルに伝える部分です。
ここもWではよくオイル漏れが発生する部分で、分解してみるとギヤシャフトの下側のスペーサーが割れていました。破片を回収できて幸いでした。
中のオイルシールは傷み、小さなOリングが組まれてました。
よく調べると、ガイド本体も寸法がおかしい・・・ 別途製作されたものが組まれていたようです。


ギヤシャフトを磨き、ガイドとスペーサーをストック品に替えました。
新しいオイルシールを圧入した後、シャフトを仮組みしてシールが効く位置にいるか確認します。
IMG_6560_convert_20120822202435.jpg
シャフトの研磨面が傷んでいたりしてシールが際どい部分ですが、オイル漏れは止まりました。
スポンサーサイト



オイル漏れの原因は・・・ Ⅱ

ブッシュはリン青銅で製作! ケース内部をよく洗浄した後に慎重に打込みます。
ケースカバーを仮組して合面の平面度もチェックします。


チェンジシャフトを戻し、新品のガスケットを挟んでケースカバーを組み付けます。
キックシャフトの先端がブッシュに収まります。 ミッションオイルを忘れずに!
IMG_6558_convert_20120822201357.jpg


続いてフロントチェーンケースカバー。
カバーを外しガスケットをよく取り両方の合面をきれいにします。
再度カバーをあてがって見ると、合面に隙間が出てカタカタいいます。
20120802+001_convert_20120822053306.jpg
チェーンケース中央部のボルトを緩めて再度試すと隙間はほとんど無くなりました。
ケース裏側のボルトとの隙間がなくなるようワッシャーを挟んでボルトを締付けます。
組付けは、フレーム側に無造作にボルトを締め付けてケースが歪まないようにすることが大切! 後でオイル漏れの原因となります。

フロントチェーンが弛んでいたら先に張りを調整します。
ミッション側のオイルシールを新品に交換してクラッチを組付けます。
20120802+006_convert_20120822052542.jpg

今日の富士山'12,8,23

今朝の富士山!(5:53) 快晴です。
右側から太陽が昇って来て、既に頂上は光が当っています。


日の出の瞬間です。
きっと多くの登山者が頂上でご来光を拝んでいることでしょう!
夕べから登った登山者は最高ですネ!
IMG_6738_convert_20120823195800.jpg

オイル漏れの原因は・・・

オイル漏れがひどいブルーのW1SA。
オーナーは19歳のAさん! (若!)
Wに乗っていた叔父さんの写真を見て一目惚れしたそうです。
シフトのリンクは外され、ブレーキ・チェンジペダルはw1S仕様に変更されています。


車体を観察すると、ミッション、フロントチェーンケース、タコメーターガイドからオイル漏れしています。
ミッションケースとケースカバーの合面には拭いてもすぐにオイルの滴ができます。
20120719+002_convert_20120822052358.jpg

状況の悪いミッションから取掛かることにし、ケースカバーを外してみると・・・
なんとキックシャフトのケース側軸受け部にブッシュが入っていません!(写真左側のシャフト孔)
ということは、片持ち支持の状態となり、キックのたびにシャフトがケースカバーをこねていたことになります。
それが原因で合面のシールが悪くなって徐々にオイル漏れを起こしていったと推測されます。
20120719+009_convert_20120822052701.jpg
いったい、外れたブッシュは何処へ行ったのでしょうか?
ミッション内に破片も見当たらないことから、ブッシュが無いまま組まれてしまっていたのでしょうか・・・

最新記事
カテゴリ
最新コメント
プロフィール

u-crank

Author:u-crank
U-CRANK
(ユークランク)

〒418-0006
静岡県富士宮市
外神(とがみ)1552-1

代表 植澤 勉

【アクセス】
電話: 090-1863-8414
FAX: 0544-58-2427
e-Mail:
info@u-crank.com



当社「U-CRANK」はカワサキバイクW1エンジンのOH(オーバーホール)を行います。

従来困難とされてきたクランクシャフトも完全分解して特製ニードルに交換します。
精度の高い組立てはエンジンの振動を減少し快適な走行を実現します。

W1は製造されてから既に40年経過しています。
分解するとオイル通路に堆積したスラッジによりダメージを受けているクランクが少なくありません。
故障する前に是非早期のOHをお勧めします。

お気軽にご相談ください。

検索フォーム
リンク
最新トラックバック
月別アーカイブ