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ローラーベアリングのダメージ

w1~w1S初期型では、クランクを支える両サイドのベアリングは、ドライブ側にはローラーベアリング、タイミング側にはボールベアリングが採用されてました。

このローラーベアリングはインナーとアウターが分離するタイプなので、ドライブ側ケースは簡単に外れます。
但し、アウターはホルダーでケースにしっかり固定されてます。
IMG_8172_convert_20130325194042.jpg

インナーはクランクシャフトに圧入されていて、これを抜くのはちょっと厄介!



「w1ファイル」にあるように、ローラーベアリングはクランクシャフトのたわみに非常に弱い !!

このクランクも、インナーの転動面に剥離(フレーキング)が発生していました。
剥離は爆発力を受ける下死点付近の内側で起きています。
クランクのたわみのせいで、内側に応力が集中しているのですね~。
IMG_8181_convert_20130326051300.jpg
こんなダメージがあっても、平気で回ってました。・・・w1は強い!
もちろん修理では12玉ボールベアリング(BL307N)に交換します。
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当社「U-CRANK」はカワサキバイクW1エンジンのOH(オーバーホール)を行います。
従来困難とされてきたクランクシャフトも完全分解して特製ニードルに交換します。
精度の高い組立てはエンジンの振動を減少し快適な走行を実現します。
W1は製造されてから既に40年経過しています。
分解するとオイル通路に堆積したスラッジによりダメージを受けているクランクが少なくありません。
故障する前に是非早期のOHをお勧めします。
お気軽にご相談ください。

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