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ベアリングの焼バメに「内パス」が大活躍! (補足)

前回書ききれなかった部分を補足します。

ベアリングをはめ込む前にハウジングの内径を4方向で測定します。
ケース軸受け部の状態を把握するためです。



変形や磨耗によって、楕円になったりベアリングの締めがなくなっているものが増えてきてます。
特にタイミング側はほとんどのケースでベアリングが回った跡が残っています。
IMG_6708.jpg
現状、修正は難しく、状況が悪いケースは交換となります。


BL307の内・外レースには玉を組込むための切欠きがあります。
この部分が悪影響しないように、念のために上死点の位置ではめ込みます。
IMG_6712.jpg
そうは言っても、特にアウターは回ってしまいますが・・・


クランクにはめ込んだベアリングが浮き上らないように、冷えるまで重しをかっているところです。
IMG_6725.jpg


ケースが冷えた後、ベアリングホルダーを組み付けます。
これでベアリングのスラスト方向の動きを押さえます。
IMG_6729.jpg


ギヤを組込んでナットを締めることによってクランクとベアリングが一体となります。
IMG_6733.jpg


ドライブ側のベアリングアウターはスラスト方向は固定されてません。クランクの変形を吸収するためでしょう・・・
どんなエンジンでも、クランクやカムのスラスト方向の押さえが1ヵ所必ず設けられてあります。
IMG_6771.jpg
W1エンジンにとって最も苛酷な部分ですネ。

内パスの話がいつの間にか・・・




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当社「U-CRANK」はカワサキバイクW1エンジンのOH(オーバーホール)を行います。
従来困難とされてきたクランクシャフトも完全分解して特製ニードルに交換します。
精度の高い組立てはエンジンの振動を減少し快適な走行を実現します。
W1は製造されてから既に40年経過しています。
分解するとオイル通路に堆積したスラッジによりダメージを受けているクランクが少なくありません。
故障する前に是非早期のOHをお勧めします。
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