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ベアリングの焼バメに「内パス」が大活躍! (補足)

前回書ききれなかった部分を補足します。

ベアリングをはめ込む前にハウジングの内径を4方向で測定します。
ケース軸受け部の状態を把握するためです。



変形や磨耗によって、楕円になったりベアリングの締めがなくなっているものが増えてきてます。
特にタイミング側はほとんどのケースでベアリングが回った跡が残っています。
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現状、修正は難しく、状況が悪いケースは交換となります。


BL307の内・外レースには玉を組込むための切欠きがあります。
この部分が悪影響しないように、念のために上死点の位置ではめ込みます。
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そうは言っても、特にアウターは回ってしまいますが・・・


クランクにはめ込んだベアリングが浮き上らないように、冷えるまで重しをかっているところです。
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ケースが冷えた後、ベアリングホルダーを組み付けます。
これでベアリングのスラスト方向の動きを押さえます。
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ギヤを組込んでナットを締めることによってクランクとベアリングが一体となります。
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ドライブ側のベアリングアウターはスラスト方向は固定されてません。クランクの変形を吸収するためでしょう・・・
どんなエンジンでも、クランクやカムのスラスト方向の押さえが1ヵ所必ず設けられてあります。
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W1エンジンにとって最も苛酷な部分ですネ。

内パスの話がいつの間にか・・・




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ベアリングの焼バメに「内パス」が大活躍!

ご存知、「内パス」です。(15cm)
旋盤加工で内径確認に使われますが、ユークラではベアリングの焼バメに活用してます。
普通の使い方の範囲ですが、焼バメ作業には非常に有効デス。



クランクとケースの組立て作業で内パスの便利さをご紹介します。
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BL307のベアリングをストーブで加熱して内径の膨張を見ているところです。
入れるシャフトの径を内パスに転写しておいて、パスが緩く入るのを待ちます。
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内輪の膨張具合が分かる訳ですネ~!


膨張して内パスが軽く入るようになったら、すかさずシャフトにはめ込みます。
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冷えるまで重しをかって浮き上がらないようにします。(重要!)


ケースの順番が逆ですが、ストーブで加熱している様子を写しました。
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先にタイミング側ケースを加熱して内径の広がり具合を見ます。
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充分膨張したらすかさずベアリングを嵌めます。
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クランクをタイミング側ケースに組込んで、合面に液体パッキンをしっかり塗っておきます。
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(カムを忘れちゃ~大変!)


ドライブ側ケースの膨張を見ているところです。
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充分膨張して緩くなったのを確かめたら、裏返して速やかに被せます。 ここが一番膨張・・・じゃなくて緊張!
ケースの四方をプラハンで軽く叩いて座らます。すぐにナットを締めて位置を決めます。
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ケースが冷めたら、ナットを本締めしてクランクが軽く回るのを確かめます。
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ベアリングとサークリップの間に隙間が確認されます。
ベアリングがいい位置に来るようにこのような順番で組んでいます。
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「内パス」・・・小さな工具の大きな働きですね~。一つ持っているととても便利ですよー。
それにしても、焼バメ作業は毎回冷汗ものデス・・・











静岡ホビーショー 2014

何年ぶりかでホビーショーに行ってきました。
ほんの一部ですが、オートバイとエンジンを中心に見て回りました。



ワークスカラーのCB750。ホイールはキャストですと(汗)
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エンジンの模型もありました。
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やっぱ空冷っショ!
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実働4スト模型エンジン。
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星型9気筒!(焦)   USM製 99㏄(B23.7×S25㎜) D260 L200 3.5㎏
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カットモデルもありました。
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スターター付き・・・だと
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ランボールギーニのエンジン。
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最新の模型へりです。
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Zレストアのジオラマ。
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・・・
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LEDを使った間接照明・・・リアル
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フィギュア
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探しましたが、W1の模型は見つけられませんでした。
もうマニアのパワーに圧倒されました。・・・(疲)









27th W1箱根ミーテング 十国峠 Ⅱ

12:10 駐車場はWでいっぱい。



あちこちでW談義。 今日は最高の天気ですネ~。
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ユークラで整備したお客様も見えてます。 
愛知のNさん、最近タンクを換えて益々好きになったとか。 
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タンクの交換は簡単ですから、その日の気分で選んだりして・・・


東京のKさんのSです。
コンプレッションが回復して歯切れのいい音になりました。
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とてもキレイな車体です。



ワタクシ的にはシングルキャブ好きです。
マフラーもいいですネ~。メグロの面影を強く感じます。
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フロントブレーキをデスクに・・・ ノーマルは効かないからネ~。
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もっと効く材料でブレーキシューを張替えたいですネー。情報あったら教えて下さい。


オイルクーラーがきれいに装着されています。夏に向かって心強い!
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13:20 なんか皆さん集まってますネ。
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抽選会でした。(今年は当りませんでした)
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13:30 皆さん続々帰宅の途に
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いつの間にか、すごくヤレたSが止まってました。 本当に走ってきたの~?
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オーナーは20代の青年でした・・・
外観はそのままにして、タンクのクリーニング、オイル交換など、しっかり手入れしてるようです。
コピー ~ IMG_6281


シートも破れないようにそっと乗るとか、 このままずっと乗り続けるそうです。
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今日は一日「W三昧」でした。(幸)
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27th W1箱根ミーテング 十国峠

8:30 快晴! 会場と富士山
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8:40 長崎の小林さん。 今年も遠方から・・・
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9:08 準備完了?
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10:04 高橋会長さん
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10:05 続々到着
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10:05 右手の駐車場が会場です。 サイドカーも来ました。
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10:06 受付も始まりました。
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10:05 森さんとユークラ
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10:06 浜松W1クラブ 高田会長さん到着。 ・・・決まってますネ~。
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TT軍団!
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一度に3台も・・・
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10:12 あっというまに
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11:24 会場を歩く会長さん
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12:04 小林さん?
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12:08 Wと富士山
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12:19 キレイな黄色のW2台
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12:19 ミーテング開会!
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12:21 新人紹介! 今年は27名。司会は安池さん。
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12:57 「ストバイ」編集長の安田さん。 会長「また何を言い出すやら・・・ブツブツ」
二人のかけあいが最高!
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13:08 無事、集合写真撮影終了! 
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「しっかりおさえてろ!」 「へい、大将!」 なんてネ・・・(嬉)






ミーテングの準備

「27th W1箱根ミーテング」が明後日に迫りました。(十国峠レストハウス 10時から)
今年はどんなミーテングになるのでしょう。天気も良さそうだし、楽しみですネ~。

このところ、その準備に追われていましたが、やっとチラシが出来ました。
この半年間のスポットを写真でまとめてあります。よろしかったら会場でお受取下さい。
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展示物の1押しは 「リビルガバナー」です。
しばらく前からテストしてきましたが、進角が暴走しないせいか、エンジンがおとなしくなったのが第一印象でした。
アイドリングも安定したようです。
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リビルトの内容は、ウエイトシャフトの交換とウエイト孔の勘合、リターンスプリングの交換です。
カム駆動用のピンも磨耗するので交換することにしました。 何とかミーテングに間に合いました。
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これは整備前のガバナー。 シャフトが磨耗でやせてしまい、ウエイトがガタガタです。
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抜いたシャフト、ピン、それにリターンスプリングです。
スプリングがこんなに変形するとは信じられませんが、結構あります。
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コンタクトブレーカーを外すと、これも変形してました。
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ガバナーのリビルトは、宮田俊之さんの「レストアテクニック」にも載っていて新しいことではないのですが、
現在はどのように修理されているのか分かりません。
ローテクな部分ではありますが、しっかり直せばWは答えてくれるでしょう・・・





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U-CRANK
(ユークランク)

〒418-0006
静岡県富士宮市
外神(とがみ)1552-1

代表 植澤 勉

【アクセス】
電話: 090-1863-8414
FAX: 0544-58-2427
e-Mail:
info@u-crank.com



当社「U-CRANK」はカワサキバイクW1エンジンのOH(オーバーホール)を行います。

従来困難とされてきたクランクシャフトも完全分解して特製ニードルに交換します。
精度の高い組立てはエンジンの振動を減少し快適な走行を実現します。

W1は製造されてから既に40年経過しています。
分解するとオイル通路に堆積したスラッジによりダメージを受けているクランクが少なくありません。
故障する前に是非早期のOHをお勧めします。

お気軽にご相談ください。

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