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久々にポート研磨 Ⅱ

破損したカムベアリングを手配している間にピストンとシリンダーをチェックしました。

シリンダーはエンジンの命ですから、大きな変形や摩耗がないか内径と表面を注意深く確認します。
上部・中部・下部の内径を測って真円度と円筒度を見ます。




まず、内面は縦傷が少しついてますがきれいな方ですね。まだまだ大丈夫!
IMG_3811.jpg



真円度は5μm以内と良好ですが、円筒度は下部が狭くて30μmと今一・・・最初のボーリングの精度が効いてますネ。
IMG_3801.jpg



中央部の内径は、基準値に対して+60μm。
IMG_3800.jpg



前の整備で分ってましたが、このエンジンには 『無限』 製のピストンが入ってました。
IMG_3813.jpg



スカートはいい当たりしてますネ。 リングはベタ当りで換えたいところですが新品は出るのでしょうか・・・・。 
IMG_3812.jpg



鋳造製でシンプルな形のピストンです。 スカート裏のリブも効いて強度もありそうですネ~。
IMG_3814_20150827184404c33.jpg



スカート外径は基準径Φ80 に対してほぼ±0! 運転ピストンにも関わらず素晴らしい値だと思います。
IMG_3803.jpg
従って、シリンダーとの隙間、すなわちピストン隙間は60μmということですね。



ピストン上面のカーボンの着き方が面白いですネ~。燃焼の様子が少し想像できます。
IMG_3809.jpg
カーボンが右側に偏っているのは、デュアルキャブの影響でしょうか・・・
左側のプライマリキャブの開きが多いので、ガスが吸気左バルブの向こう側(右側)に多く流れて燃える・・・(?)

ラジアル4バルブヘッドとフラットなピストン・・・燃焼室の形状に拘った開発者の情熱を感じますネ。(嬉)









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精度の高い組立てはエンジンの振動を減少し快適な走行を実現します。
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分解するとオイル通路に堆積したスラッジによりダメージを受けているクランクが少なくありません。
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