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メグロ Z7 腰下整備 Ⅲ

組み上がったZ7のクランクです。

ドライブ側のシャフトは長いです。ちょっと径が細い気がするけど十分なんですね。
テーパー部にはキーとドライブスプロケットが付きます。
IMG_0061_1.jpg


反対のタイミング側です。
シャフトは短く、オイルポンプ駆動用のウオームギヤが切られていますね。
その先はタイミングギヤが付くテーパーとキーが付く構造です。
IMG_0064_20190119172340645.jpg


長いドライブ側シャフトには、スペーサーを挟んで2段にボールベアリングが組まれます。
(焼き嵌め)
IMG_0066_20190119172408f1b.jpg


クランクケース側の様子。
過去の整備で、ハウジングの端面に4カ所ポンチでカシメた跡がありますね。抜け止めでしょうか。
多分、ベアリングは先にケース側に組み込んだのでしょうね。
IMG_0061.jpg


ケースを加熱して嵌め込みました。
加熱前に内径を測ると、締め代はぎりぎり。特に手前側(入口側)はちょっと緩めでした。
IMG_0068_20190119172409834.jpg
ケースに端部はオイルシールが付きません。「ラビリンス効果」を応用してシールしてるんですね。


タイミング側はローラーベアリングが採用されており、内輪と外輪は緩いのでケースはすんなり入ります。
IMG_0070_201901191724111ca.jpg


無事組み上がりました。
ケース下部後方には小さなオイルパンが付きます。
W1と同じドライサンプ仕様。Ⅴカバー(?)の左下にオイルの出入り口があります。
IMG_0007_201901191725416fa.jpg


ケース上部から見ると、非常にシンプル。
それにしてもコンロッドが長いですね。
IMG_0009_20190121101004224.jpg


後方から見ると、改めてケース幅が狭いのが分かります。
とてもスリムですネ~。
IMG_0012_201901191725421ce.jpg

外径が大きくて幅の狭いクランク。そして長~いコンロッド! 
こんな形状のクランクシャフトはもう作られないのでしょうか・・・
Z7はいったいどんな乗り味なのでしょうか。 乗ってみたいですネ~。

次回は、コンロッドの連桿比やクランクのバランス率はどうなっているのか調べてみます。






















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当社「U-CRANK」はカワサキバイクW1エンジンのOH(オーバーホール)を行います。
従来困難とされてきたクランクシャフトも完全分解して特製ニードルに交換します。
精度の高い組立てはエンジンの振動を減少し快適な走行を実現します。
W1は製造されてから既に40年経過しています。
分解するとオイル通路に堆積したスラッジによりダメージを受けているクランクが少なくありません。
故障する前に是非早期のOHをお勧めします。
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