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シリンダーの錆は深い!

最近続けて起きたシリンダーボーリング時の錆のこと・・・
当初、0.25㎜オーバーの予定でしたが、内面の錆が消えず、結局1.0㎜オーバーの仕上がりとなってしまいました。

長期保管状態のエンジンから外したシリンダーだそうですが、錆は意外に深いです。
クランクの場合も錆が出ている時がありますが、長期休止のエンジンを整備する時は要注意です。


外部はブラストをかけ、耐熱塗料できれいになりました。




0.25OVでは取り切れず、ピストンを替えて050OVで仕上げました。
IMG_0021_2020070511280113e.jpg



クランクケース側から見た内面です。
IMG_0018_202007051128008e5.jpg



ところが、上死点付近に錆が残っています。
指で触れても窪みは感じられないくらいです。
IMG_0009_202007051127549e4.jpg



錆が消えるかはホーニングを進めないと判断し難いレベルで、結局仕上げることになります。
IMG_0008_2020070511275277e.jpg



上死点から少しピストンが下がっていたのでしょうか。
IMG_0015_20200705112757bc8.jpg



隣のシリンダーにも発生しています。
IMG_0017_20200705112758cfb.jpg


ボーリングはやり直しになりましたが、1.0OVでも消えてくれたのは幸運だったかも知れません。

ボーリング屋の相棒に聞くと、0.75の時点でも錆は残ってたとのこと・・・
シリンダーの錆びは深いんだそうです。






















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