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「エキゾーストパイプキット」 販売再開!

エラハリ仕様 「エキゾーストパイプキット」 販売再開しました。

価  格 : 60,000円(税込)
付属品 : ガスケット

お買い求め頂いた愛知県のKさんから、装着した写真が届きました。
超綺麗なW3なので、併せてご紹介します。
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クランクのバランス率 再考 (Ⅳ)


ガスの爆発力を回転運動に替えるクランク機構において、

クランク側を 回転部分、ピストン側を 往復部分と分けた時に、
回転部分の遠心力と往復部分の慣性力の合力が振動となって表れます。

クランク側にあえて「アンバランス」をつけると、ピストン側の慣性力と一部釣り合い振動の大きさと方向が変わります。
単気筒や二気筒オートバイでは、アンバランス重量の大きさでフィーリングが大きく変わります。


バランス率とは、

このアンバランス量がどれくらいになっているのか、またどれくらいつけるかを判断する数値がバランス率です。
ピストン側の往復重量に対してクランク側の回転アンバランス重量がどれ位かの割合です。

このアンバランス重量を変えると何が変わるのか? 
変える前と比較できるように数値化したのがバランス率です。



下の絵はバランス率を図式化したもの。
分子は:クランクの回転アンバランス重量(バランスウエイト重量+コンロッド小端重量)
分母は:往復重量(ピストン周り重量+コンロッド小端重量)
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では、今回のお尻の重いクランクのバランス率はどうなのか? 

改めて純正ピストン(STD)周りの重量を測り、バランス率 Κ(カッパー)を計算してみると、
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(二気筒360°クランクはシングルと同じと考えるので、2気筒分で計算します)
前の測定で、コンロッド小端部重量の合計は、171.0+174.6=345.6g、
ピストン周りの重量は、355.5×2=671.0gで計算します。


ノーマルクランク(バランスウエイト352g)のバランス率は、
Κ=(352+345.6)/(671.0+345.6)=0.69 (69%)

対する今回のお尻の重いクランク(バランスウエイト403.6g)のバランス率は、
Κ=(403.6+345.6)/(671.0+345.6)=0.74 (74%)

0.05 (5%)大きい計算になります。

この差が実際の走りでどうで違うのか、クランクの組込みが待たれます・・・ね!

因みに、W1の取扱説明書には、
バランスウエイトが0.38㎏で釣り合うよう静バランス取っていると書いてあります。
上記の計算式に当てはめてみると、Κ=(380.0+345.6)/(672.0+345.6)=0.71 (71%)となります。

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当社「U-CRANK」はカワサキバイクW1エンジンのOH(オーバーホール)を行います。

従来困難とされてきたクランクシャフトも完全分解して特製ニードルに交換します。
精度の高い組立てはエンジンの振動を減少し快適な走行を実現します。

W1は製造されてから既に40年経過しています。
分解するとオイル通路に堆積したスラッジによりダメージを受けているクランクが少なくありません。
故障する前に是非早期のOHをお勧めします。

お気軽にご相談ください。

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