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久々にポート研磨 Ⅳ

腰下の整備の様子は省略して、カムのベアリング交換・ヘッドの組立に進みます。

シリンダーまで組み上がりました。




ベアリング交換のためにギヤからカムを抜き、複雑なギヤも分解します。
いわゆる『シザースギヤ(scissors:はさみ)』と呼ばれて、2枚の歯で相手のギヤを挟み込む構造です。
4本のバネがギヤをズラすように働いて挟む力を発生します。
IMG_3824.jpg
正確なタイミングを出すのと、バックラッシュ音が出ないようにする騒音対策ですネ。



2枚のギヤはバネの力でずれて組み上がります。
このままではヘッドに組むのに厄介なので、予め歯をそろえてストッパーボルトで止めておきます。
IMG_3825.jpg
このギヤが出現した時はビックリしましたが、現代のエンジンでは珍しくありませんネ。
バックラッシュの音も好きだけど・・・(汗)



新しいボールベアリングに換えて、これからカムをギヤに圧入するところです。
IMG_3996.jpg



カムとギヤの位相はノックピンで出るようになっています。
IMG_3997.jpg



無事4つのベアリングが組込まれました。 
IMG_4000_201509011736188e7.jpg



シリンダーにヘッドを締付け、カムアイドラギヤにカムギヤを組付けます。
吸気・排気それぞれギヤのマークを合わせてセットします。
IMG_4002.jpg



4つのカムキャップを締付け、タイミングが合ってるのを確かめたらギヤのロックボルトを外します。
これでシザースギヤが効いてバックラッシュが無くなります。
IMG_4004.jpg
複雑な2組のカムチェーンテンショナーも組込んで、無事完成しました~ッ。(嬉)

困難な動きを実現したエンジン・・・『ホンダイズム』の真骨頂ですネ~。




















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e-Mail:info@u-crank.com

当社「U-CRANK」はカワサキバイクW1エンジンのOH(オーバーホール)を行います。
従来困難とされてきたクランクシャフトも完全分解して特製ニードルに交換します。
精度の高い組立てはエンジンの振動を減少し快適な走行を実現します。
W1は製造されてから既に40年経過しています。
分解するとオイル通路に堆積したスラッジによりダメージを受けているクランクが少なくありません。
故障する前に是非早期のOHをお勧めします。
お気軽にご相談ください。

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