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オイルポンプのオーバーホール

オイルポンプを補器と言うか分りませんが、エンジンの「心臓」であることは間違いないですね。
W1の場合、めったにトラブルは起こしませんが、分解してチェックします。


分解した時、ローターの組み合わせ(向き)は印をつけて、元の通りに組んだ方がいいですネ!



ローターシャフトはギヤを受ける部分が膨らんで抜けないので、これ以上分解しなくてもいいと思います。
IMG_0031_3.jpg


大切なのは、ローター表面やハウジング表面の傷の状況をチェックすることです。
IMG_0032_2017060418062749a.jpg


このインナーローターは傷が少ない方ですね。
IMG_0033_20170604180628a4c.jpg


新品パーツが出ないので、
ローター表面やハウジング表面にダメージ(傷)を受けている時は、突起等を滑らかに修正するくらいですね。
IMG_0034_1.jpg


各合面を砥石で摺って良く洗浄、忘れずにキーを組み、滑らかに回るのを確めながらビスを絞めていきます。
IMG_0038_2.jpg


鋳鉄製なのがWらしい・・・
IMG_0039_201706041807418a2.jpg

フィード(送り)側とリターン(戻し)側の2段式トロコイドポンプ構造。
ローター外径は共にΦ28.8、幅(厚さ)はフィード側9㎜に対し、リターン側は13㎜と1.44倍。
組立てクランクで転がり軸受のため、フィード側の送り量を多めにしているのかも知れません。
オイルの円滑な循環を確認して設定されたのでしょう。

通常、ドライサンプ式エンジンでは、ポンプの吐出量はフィード側に対してリターン側は3~5倍に取ります。
リターンはエアーも吸うので、これくらい取らないとオイルを戻しきれなんですね。
但し、その値もエンジンの構造や回転数、使用目的によって変わってくるんでしょうね。

W1のオイルポンプ、
エンジンの隅々までオイルを送り込む、手のひらに入る「小さな心臓」ですネ~。




















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FAX:0544-58-2427
e-Mail:info@u-crank.com

当社「U-CRANK」はカワサキバイクW1エンジンのOH(オーバーホール)を行います。
従来困難とされてきたクランクシャフトも完全分解して特製ニードルに交換します。
精度の高い組立てはエンジンの振動を減少し快適な走行を実現します。
W1は製造されてから既に40年経過しています。
分解するとオイル通路に堆積したスラッジによりダメージを受けているクランクが少なくありません。
故障する前に是非早期のOHをお勧めします。
お気軽にご相談ください。

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